↓
必要ない これで20年やってきたんだ
.
.
その20年がダメだったって話をしてるのだけど。。
なぜそう言ってきたか言語化できた。
人が自分に泣きついてくる状況をわざと作っておいて
「めんどくせえなあ」
「そんなこともわかんねえのかよ」
とマウンティングして承認欲求を満たしつつ
「やっぱり俺がいなきゃだめだな」
と自分の価値観を自分で作ってキープしてた。
そして生まれる(余計な)仕事をさも重要な仕事かのようにやってふんぞり返っていた。
態度も凄く悪かった。
攻撃的で差別的で侮辱的だった。
そんな面倒くさいことに付き合いたくない現場の人達は現場で独自にマニュアルなんかを作って今まで頑張ってた。でも現場も忙しいし、困ったら泣く泣くその人に連絡するしかなかった。
しかもその仕事をする人はその人ひとりしかいなかったから20年自分のやりたい放題だった。
しかしある事をきっかけに部署の構造が大きく変わった。トップも変わった。
いつものように「面倒くせぇ! 大変だ!なんで俺がこんなことを!」等と言ってたら、大変なら人を増やしましょうという事になった。
慌てて、いや俺ひとりで大丈夫ですよと言うものの、他所から来たトップはこの異常な状況にすぐに気づき、その人が自ら言った言葉の言説も取ったことだし、すぐに人を増やし始めた。
新しい人達がゾロゾロ入ってきて状況がようやく変わる。
新しくやって来た人達は、なんでこんな大雑把でアナログなやり方なのか不思議に思いどんどん改善していく。
(それが当たり前なんだけど)
現場はようやく話の通じる新しい人たちが現れたことに気づいた。
態度も普通に丁寧だし、改善しようという前向きな姿勢もある。
(それが当たり前なんだけど)
もう誰もその人に連絡しなくなり、新しい人達に直接連絡するようになった。
自分の価値観を失いつつあるその人は焦る。
もはや武器は誰よりも長い社員歴のみだ。
自分がどれだけ会社を思ってるかや、経費の無駄遣いをするなとか、俺はだれよりもこの会社が長い、全部わかってる、その仕事は俺が全部やってきたんだと、過去の栄光を武器に威厳を光らせる。
矛盾している。会社のことなんか考えてない。
本当に会社のことを考えているのなら、問題はすぐに解決して他にどんどん仕事を進めていかなければならない。
同じ社の人間に攻撃的な差別的な侮辱的な言葉を吐いてはいけない。
みんなそれぞれ役割があり仕事をして補いあっている。
会社と仕事を私物化して自分だけが満足していた20年だった。