2024年11月26日火曜日

銭湯の思い出

あの3.11の前日、近所の古い銭湯に入っていた。
閉店間際で最後の客は自分ひとり。
片付けしている店主のおじいさんと世間話をしていた。すると突然「いいものみせてやる」と奥に消えて、両手で大きな砲弾のようなものを抱えて出てきた。戦火後に落ちていて手に入れた本物の不発弾だと。ええーー!!滅茶苦茶驚いた。こんなん持っていていいんですかー!??と爆笑しながら、いろんな話を聞かせてもらった。(今考えたら超危険。即自衛隊に連絡案件だよな。。)
次の日、3.11。色々あってしばらくした後、その銭湯の前通ったら、建物もダメージ受けたけどなにより煙突が折れてしまって廃業だと書いてあった。
自分が最後の客だった。そしてあの揺れで不発弾爆発しなくて本当によかった。。。
どうしたかなあのデカい不発弾。驚かそうとしたジョークだったと願いたい。
不思議な思い出。

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